その仕事が自分にしか出来ないと思い込むな

 誰しも自分のやっている事に意義を持ちたいために、自分のやっている仕事は自分にしか出来ないと思いたがるものだ。確かに細部まで掘り下げればそれぞれが独自性を持っているのだろうが、どんな仕事もほとんどの部分を人に伝える(渡してしまう)事が出来るものです。

 アウトソーシングが進む中、アウトソーシングの対象になった部門に所属している人たちがどんなにその職務が特殊なものなのかを声高に説明してもアウトソーシングが終わった後、たいていの場合、何事もなかったように業務は進んでいくものです。

 それは社長という職務でも個人事業主であっても同様です。おそらく99%の仕事は他の誰かにも出来るものなのです。人間の能力は大したものであり、ちっぽけなものでもあるからです。数百年単位の歴史の中で人間は同じ過ちを繰り返しながら、たいした成長を遂げたわけではありません。孔子の言葉やシェークスピアのセリフは今も有用なことからも分かるでしょう。

 自分の仕事を常に誰かに伝え、分け与えることで人は新しいものを発見し、新たな道に向かって行けます。得ることだけを望んでも所詮大したものは手に入らないものです。他者に与えることで感謝される喜びは何にも勝るものとなることを実践の中から感じ取ってみて下さい。

This entry was posted on 水曜日, 1月 14th, 2009 at 10:42 and is filed under えとせとら. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

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