時代の波乗り法 NO11 『産みの苦しみ』
世界:ソビエトとアメリカの冷戦時代、それまでは資本主義陣営の中にもあった社会主義的要素・・・生きていくうえでの基本的人権への(多少の)配慮や平等への(多少の)配慮は、ソビエト崩壊を機に、アメリカの独善の道をまっしぐら。それに追従して来た日本。あげくアメリカ発サブプライムローン問題から世界の金融資本主義が揺らいだ・・今も。新しい秩序を見出せないまま漂っている。
日本:異様な殺人事件の頻発、ワーキングプア、自殺者の増加、戦後構築してきたすべてに対しての行き詰まり感。
企業:今までの発想、今までのやり方、があっという間に通用しなくなる現実。同じ発想、同じやり方の中で続く過当競争。
個人:歴史という独立した学科なきまま、日本国民としての共通のアイデンテティーを持つ機会を奪われ、たった半世紀の短期間の間に失われてしまった日本人としての誇り、そして生きる根拠。国内には、まるで「業者」と「消費者」が存在するだけで、「市民」の存在が極端に希薄化した。
これから始まる新しい胎動はかすかに聞こえては来るが、まだまだ今という現実に姿を現すには程遠い。
こんな世の中に翻弄されて、子供たちに「将来の夢は?」と聞くことほどおぞましいことはないと感じる。
自分がなりたかった自分になりつつある姿を静かに示すのみ、あきらめずに!
それが精一杯、子供たちにしてあげられること、自分のためにも・・





