時代の波乗り法 NO3 『5%のアリ』

どこかで読んだアリの集団についての話。

95%のアリは餌場と巣の間を往復し餌を巣に運ぶ。

残りの5%のアリは、その隊列から外れてウロウロしているという。

一見遊んでいるようだが、実は次の餌場を探しているのだ。

集団としての知恵が、組織保存本能が働いているらしい。

今の餌場が、自然災害等で喪失してしまわないうちに次の餌場を探しているのだ。

その5%のアリを除外すると、95%の中からその役割をになうものが現れるという。

企業にも当てはまるのではないか?

現業に邁進する、というのは重要なことである。説明の余地はない。

が、一人で仕事をしている人なら、働く時間の5%を次の餌場のために使うということ。

集団で事業展開しているなら、5%的役割をになう部署、又は全員が現業に励みながら5%の発想について思いをめぐらす。

当店では、そのために『企画室』を設置した。そしてこのブログを用意した。

中古農機をネットで全国へ、という仕事が今の事業内容なのだが、それだけに集中していてもよさそうなものだが、このようなアリの5%的意識がそこに止まることを許さないのだ。

自分自身が発想し作り上げてきた仕組みの中から外に出てみて初めて、外側からその組織の、又はその事業のエッセンスやウィークポイントが見える。そこで外部の視点から(もちろん内部の視点からもだが)事業のやり方に絶えず修正を加える。

更に、中古農機のネット販売というテーマによって蓄積しつつある情報管理・進捗管理・情報の共有化などについてのノウハウを他の分野に転用するとしたら・・・

そして最も重要なのが、事業コンセプトの見直し、というテーマである。

より深く本質に迫り、汎用性の高いコンセプトに高めていくためには、従来の現業に新たな要素を加味しそれらを包み込めるようなコンセプトを生み出さなければならない。

この作業をおろそかにしているとあっという間に現業が時代遅れなモノに相対的に変質してしまうのだ。

 

新たに事業を立ち上げるエネルギーとその事業を管理運営していくエネルギーというのは、元々質が違う。

事業を新たに立ち上げる時には、少々荒削りでもその勘どころを外さなければ、先ず太い柱と太い梁で事業全体のアウトラインを構築しなければならない。

そこの基礎的工事が済めば後は内部のディティール、繊細な部分の形成に力を発揮する人財にバトンタッチしてしまう。

それが、私のやり方である。

This entry was posted on 火曜日, 6月 23rd, 2009 at 17:17 and is filed under 時代の波乗り法. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

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